吸音

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●室内の音の反響を防ぐのが吸音です。


吸音材

吸音材としてはグラスウール、ロックウール、セラミック、アルミ粉の燃結板、木毛板などがあり、主に室内の反響調整に使用されています。

これらの材料の大きな問題点は、63Hz、125Hz、250Hz帯域のように、低い周波数での吸音率が低いことです。

弊社では100Hzで吸音率1.0を超える材料を用意し、低周波用の吸音と消音に採用しています。

たとえば空調用室外機のファン騒音で低周波による不快音が消音器や遮音壁で囲っても防音が完全でない場合など、この吸音筒式遮吸音パネルを遮音壁として使用し、目覚ましい効果をあげています。


吸音筒

一般の吸音材に比べ、低周波域に対する吸音性能が優れる吸音筒を採用しています。

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吸音筒式遮吸音パネル

吸音筒と go to there 軽量遮音パネル を併用し、各種の吸音・遮音性向上にに適用します。

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◎録音スタジオの吸音施設工事の作業風景です。

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この遮吸音パネルは、防音壁として遮音・吸音・消音に優れた機能を合わせ持っています。

低周波騒音の吸音特性に優れた吸音筒と、軽量遮音工法との組み合わせにより軽量で、消音効果を伴う防音構造が構築できますので、環境に調和した防音対策が可能となります。


下の写真のケースは、高所(屋上)に設置された空調室外機の、遠くへ伝わりやすい低周波音の下方向への低減目的で、腰下部を遮吸音パネルで囲んだ例です。

◎屋上設置の室外機。 ◎下方向の遮音対策。
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遮吸音パネルを使用した実績値

dB(A)\Hz  63  125 250 500  1K   2K   4K   8K   OA 
工事前 61 79 86 70 70 64 59 52 87
工事後 49 55 54 55 56 54 47 43 63
遮音量 -12 -24 -32 -15 -14 -10 -12 -9 -24

◎使用例

◎防音区画内の吸音。 ◎プラント施設の遮音壁。
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◎ポンプ装置の遮音。 ◎プラント動力機器エンクロージャ。
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◎屋外空調機器の軽量遮音壁 (遮吸音パネル)

空調室外機が発生する 低周波音(*) の除去に効果的です。

空調機に隣接する壁面に吸音筒パネルを設置し、壁面透過音抑え且つ反響音を抑える実施例です。

(*)周波数100 Hz前後迄の可聴域を含む低音です。

◎建屋狭間の空調機器類。 ◎境界側を遮吸音パネルで遮断。
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空調機の騒音は、昼間は周囲の騒音に埋没していますが、周囲が静まる夜間には気になり易いものです。

◎境界道路側近隣に面した空調機。 ◎遮吸音パネル内面側です。
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遮吸音パネルの用途

◎壁に囲まれた場所は反響します。 ◎遮音+吸音扉です。
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左の写真は、空調器が設置された建屋の間に、遮吸音パネルを設置したものです。黒い丸の配列の穴が弊社の吸音筒です。音響エネルギーを吸収し、壁面の反響音を抑えます。

(*)入射音のエネルギーを熱に変換し、筒内経由で逆位相の反射音を放散する事で、発生源を仕切る防音区画内の音響エネルギーの低減を図ります。


右側の写真は、録音スタジオ等の防音区画の出入口に用いられている防音扉です。外部から侵入する透過音の遮音性に加え、建具鏡面の吸音性を高め、集録ブース内の残響音(エコー)を調整する役割も持つ防音扉です。


◎遮音について

go to there

こちらは遮音のページで紹介した go to there 遮音扉 です。内⇔外の透過音の低減対策が主眼です。住宅のマンションでピアノを演奏する為、外部に音が漏れないように施工しました。既存の玄関スチール扉を生かして防音扉に改装しています。もちろん外部からの音の侵入も防ぎます。住居内の防音に優れたアイテムです。


弊社は、用途に応じ遮音と吸音を組み合せた、遮吸音パネルを使用しています。